ＪＡおやまは１２月１２日、小山市の小山グランドホテルで小山商工会議所と懇談会しました。ＪＡの渡邉文雄組合長や常勤役員、企画管理部長、同商工会議所の野口起生会頭ら１３人が出席。農畜産物の振興や地域農業の活性化について意見を交わしました。

　懇談会では、生産資材や燃油の価格高騰で農業経営が厳しい状況であることや、農業の生産基盤の維持・拡大、担い手の育成・確保など地域の農業振興に向けた取り組みや現状を話し合いました。

　懇談後の研修会では、日本貿易振興機構（ジェトロ）栃木事務所の宮崎佳菜所長を講師に日本を巡るビジネス環境、青果物の輸出支援事業などについて学びました。

　渡邉組合長は「農・商・工業が共により良い取り組みをし、一層の発展につながればうれしい」と話しました。

　ＪＡは２０１８年１０月に同商工会議所と包括的連携協定を締結。地域の発展と産業の振興のためには農・商・工業の連携が不可欠だとして、地域資源を活用した新たな付加価値を生む６次産業化を一体で進め、地域活性化を目指します。

　今後、連携を強化して協議、情報交換をします。