topics
トピックス
JA・組合員活動
新たな挑戦 農福連携に展望描く
2025.01.06
小山市豊田地区の大山晃征さんは現在、新規就農塾推進協議会の2期生としてイチゴ栽培について熱心に学んでいます。妻の実家では水稲などを栽培していたため、就農の決断をしました。将来の目標として、社会貢献として農福連携を思い描きます。ハンディキャップがある障害と農業分野での活躍を通じて生きがいを創出して、社会参画を実現する取り組みの一端を担えるように展望を描きます。
食品の卸売会社に勤めていた晃征さん。3人の子宝に恵まれたものの勤務時間が不規則なため、子どもたちとの今しかない貴重な時間を過ごせませんでした。子どもたちと一番近くで過ごしながらできる仕事、体を動かす仕事、食品や物を作れる仕事-と考えた結果、農業が思い浮かびました。
現在は、週2、3回、県農業大学校の就農準備校「とちぎ農業未来塾」に通い、実技はJAおやまいちご部会の中島英樹さんの下で研さんしています。2026年産からは「とちあいか」を約12アール作付けする予定です。「師匠である中島さんに褒めてもらえるイチゴ作りをしたい」と意欲に満ちています。
JAおやま管内では101人がイチゴ「とちあいか」「とちおとめ」「スカイベリー」を約26ヘクタールで栽培しています。