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JA・組合員活動
梨「幸水」の剪定学ぶ 開花の早まり想定を
2024.12.12
JAおやま梨部会は12月2日、小山市の間々田地区、桑地区、野木町の園地3カ所で梨「幸水」の剪定(せんてい)講習会を開きました。栃木県下都賀農業振興事務所の清水ひばり技師が、生育状況や剪定の要点、注意点を解説しました。
部会員や関係者ら45人が参加しました。
本年度の生育状況は、えき花芽の着果や短果枝の充実、新梢(しんしょう)の伸長など概ね平年並み。
今年の剪定は、次年度の短果枝、果そう葉確保、日焼け果対策のため、花芽がない部分でも側枝を配置します。古い枝が多い場合は、長果枝を積極的に利用して古い結果枝を更新します。
同事務所の清水技師は「開花の早い年が続いているため、開花が早まることを想定し、計画的な作業を進めてほしい」を呼びかけました。
生産者の高齢化や管理軽減を図るために枝折り剪定の説明と実演もしました。
神保重治部会長は「自分の園地に合う管理方法や剪定を見つけて、来年作も高品質出荷を目指そう」と話しました。