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JA・組合員活動

梨「幸水」生育順調 盆需要に早期出荷

2023.07.28

梨「幸水」生育順調 盆需要に早期出荷

 JAおやま梨部会は7月24日、東部選果場で梨「幸水」の目ぞろえ会を開きました。部会員、関係者ら53人が参加し、販売情勢や出荷規格を確かめました。需要が強い盆前に出荷でき、県内や京浜方面に送る盆商材として販売が期待されます。
 市場関係者が2023年産の販売情勢を報告。競合品目が少なく通常以上の需要が見込まれる8月盆前に、できるだけ多く早期出荷するよう呼びかけました。
 7月10、11日に管内の一部で発生した降ひょうと強風の影響で、「幸水」などが収穫目前で被害を受けました。被害のない所の生育はおおむね順調です。
 神保重治部会長は「幸水は糖度が高く、みずみずしい。おいしい梨を消費者に届け、たくさんの人にいっぱい食べてもらいたい」と話しました。
 同部会は47人の生産者が22ヘクタールで栽培します。「幸水」は7月下旬から出荷し、8月中・下旬まで県内や京浜方面に送ります。「幸水」の後は、「豊水」「新高」「にっこり」の順に出荷が続きます。糖度が高く、市場からの評価も高い。
 部会では、目ぞろえ会の他、生産者の園地で剪定(せんてい)や栽培の講習会を開くなどして、部会全体の技術向上に力を入れいています。