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JA・組合員活動

秋冬ゴボウあす出荷 7.5トン計画 作柄良好

2023.09.19

秋冬ゴボウあす出荷 7.5トン計画 作柄良好

 JAおやま牛蒡(ごぼう)部会は9月12日、9月20日からのを前に、桑集出荷所で秋冬ゴボウの目ぞろえ会を開きました。生産者や市場関係者ら17人が参加し、販売情勢や出荷計画、対策、出荷要領、規格などを確認しました。

 市場関係者が販売情勢などを報告。JAの担当職員が出荷要領や規格、注意点などを説明しました。その後、1本ずつゴボウの等級を検討し、ねじれや長さなどの選別基準を確認しました。

 栃木県下都賀農業振興事務所の殿塚奈々技師は「播種(はしゅ)時の7、8月に雨が降らず、現在も高温傾向で雨が降っても圃場(ほじょう)によって生育がまちまち。収穫間近には台風や高温が予想されるため、管理に注意してほしい」と話しました。

 今後は①うどんこ病や黒斑細菌病など病害虫防除を徹底する②適期を過ぎるとす入りや空洞が発生して繊維が固くなるため適期に収穫する③やけ症に注意して選別する-ことなどを呼びかけました。

 重田恵司部会長は「消費者に喜ばれるような高品質なゴボウ生産に努め、要領・規格をしっかり守って出荷していこう」とあいさつしました。

 同部会は、生産者13人が「常豊」などを約378アールで栽培します。出荷は9月中旬から始まり、3月まで京都方面に送ります。出荷計画は7.5トンで、作柄はおおむね良好です。