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JA・組合員活動
秋冬ニンジン本格化 色味などの意識統一
2024.11.18
JAおやま人参(にんじん)部会は11月1日、桑青果物集出荷所で秋冬ニンジンの目ぞろえ会を開きました。等級ごとに並べたニンジンを参考に、長さや曲がり、傷に注意しながら選別することなどを申し合わせました。
23人が参加し、販売情勢や出荷要領、規格を確認しました。春作と圃場(ほじょう)環境が異なることから、水で洗う時間や傷の具合などについて、部会員同士で細かく意見を交わしました。市場担当者とも色味などの意識の統一を図りました。
春作は約126トンを出荷でき、平均単価も高値で推移し、前年を上回る実績となりました。秋冬作は7、8月の播種(はしゅ)期の高温やゲリラ豪雨の影響を受け、生産者は栽培に非常に苦労しました。
赤荻稔部会長は「今一度しっかり目を合わせて、高品質なニンジン出荷に努めよう」と呼びかけました。
部会は18人が約7.9ヘクタールで、根色、芯色ともに鮮やかな濃紅で収量性の良い「愛紅」「彩誉」「ライム」などを主力に栽培します。出荷量約317トンを目標に、今月から来年3月まで県内、東北、北陸地方に出荷します。