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JA・組合員活動

高品質ホウレンソウを

2019.10.29

高品質ホウレンソウを

 栃木県のJAおやまほうれん草部会は10月上旬、下野市のJAおやま北部集出荷所で目ぞろえ会を開きました。部会員、関係者ら約60人が参加し、現物を使って選別基準を確認しました。

 目ぞろえでは、ホウレンソウを等級ごとに並べ、袋の白いラインを目安に長さの選別基準を確認した他、袋詰めした際に葉が平らにそろうようにすることなどを申し合わせました。

 橋本了部会長は「今年は、べと病が多く発生している。病害虫病所を重点的に行い、選別を徹底し、高品質な品物を出荷しよう」と意気込みを話しました。

 栃木県下都賀農業振興事務所からは①台風に備え、圃場(ほじょう)の排水対策、特に排水溝(明きょ)を設置し、圃場が冠水しないようにする②地温の低下とともに根からの肥料吸収力が低下するため、厳寒期に追肥を行う場合は葉面散布する③病害虫防除する-ことなどについて説明、注意喚起がありました。

 同部会は生産者約90人が約28ヘクタールで栽培。丁寧な選別で市場から高い評価を得ています。