小山花卉（かき）園芸組合キク部会は６月２３日、小山市、下野市、栃木市の５ヵ所で現地検討会を開きました。生産者、関係者ら９人が参加。ハウスを回り、菊の生育状況や栽培管理、出荷時期などを確認しました。
　生産者は「長雨から急に晴れた時は特に細やかな管理が必要」「アブラムシなどの害虫の防除を徹底しよう」「土のカルシウムが欠乏すると生育が悪くなるため、早めに対策を実施しり」などと意見を交わしました。
　高山仁部会長は「圃場（ほじょう）に合わせた管理をして、高品質な菊栽培に取り組もう」と呼びかけました。
　部会では５人の生産者が白菊「神馬」「精の一世」、黄菊「精興光明」「精の曲」「精の光彩」を栽培します。県内や東京都内に年間を通じて出荷しています。